サントリーフーズの社風

「やってみなはれ」の精神が社員を後押し。挑戦する社風で少数精鋭を貫く。

「やってみなはれ」。

これはサントリーの二代目社長佐治敬三が、ビール業界への進出についての相談を、創始者であり父である鳥井信治郎に持ちかけたときに返ってきた言葉である。

失敗しないことよりも、失敗を恐れずにチャレンジすることが大切、ということ。この精神は、サントリーフーズの挑戦する社風、頑張れる社風となって全社員の思考と行動を強力に後押ししている。

例えば2004年に新発売され大ヒットした「伊右衛門」。それまで数多くの緑茶飲料を市場に投入してきたものの、「サントリーウーロン茶」をNo.1に押し上げたサントリーフーズの営業力を持ってしても、緑茶市場で上位に食い込むことはできなかった。それでも「やってみなはれ」のチャレンジ精神で、失敗にくじけることなく緑茶市場に挑み続けたことが、大ヒットとして大きな実を結んだのである。

またサントリーフーズでは少数精鋭を貫くため、入社まもない新入社員も容赦なくこの挑戦する社風の洗礼を受けることになる。入社2年目には担当を持つことになるが、ベテランの前任者から引き継がれた場合、お得意様からまともに相手にしてもらえないことも少なくない。初めのうちは先輩社員がサポートするが、悩み苦しみながら自分なりに解決していく中で、全員が主体的な営業の基本を身につけていく。

こうしたプロセスを経ることで、元気でやんちゃな"出る杭"に育っていき、"やりきる力"や"変化に対応できる柔軟性"を身につけることができる。その結果が新入社員も含め営業一人当たりの年間売上高9億円以上という、業界随一の実績となって表れているのだ。

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